お仕立て工房 和ごころ

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絞り着物の色が赤すぎるので染めました (^^)

総絞り着物 染め替え
お嫁入りの時に母から譲り受けた『総絞りの着物』、まだ着物になっていない『反物』なんですが・・・
裏打ち布も付いていて、生地もしっかりした上質の絞りです。

そろそろ絞りの着物を着たいなあ~と思うようになりました。

ですが、この絞りの色がとっても赤いのです (^^;) 朱色なんです。
若い頃であれば、このままでも・・・とも、思いますが、渋い色好みの私には難しい色です。

なので、このままでは赤過ぎて着ることができないので、思い切って染め替えることにしました。


思い切って・・・
染め替えるとなると、今の朱色の上に色をかけることになるので、絞りの目が消えてしまうだろうなー

朱色がしっかりと出ているので、絞りをきれいに残すためには薄い色をかける方がいいかな?

裏打ち布も一緒に染まるだろうし・・・

などなど、いろんなことを悩みながら・・・紺地に染めることにしました(^^)

元の朱色が残るのを避けたかったので、朱色に負けない濃い色目を選びました。
やはり、絞りの目ははっきりと分からなくなりましたが、ぽこぽこ・ふわふわの感触はしっかりと残っています(^^)

仕立てはいつになるか分かりませんが、八掛の色選びも悩むところです。


今回のように、お着物の色が赤すぎるとか、今の色に飽きてしまった・好きじゃない・・・などなど、お着物の色でお悩みのある方もたくさんいらっしゃると思います。反物でも仕立て上がりでも、生地の状態が良ければ、大体は染め替えが出来ますので、呉服屋さん・仕立て屋さんに一度相談してみるのもいいですよ(^^)
 
2021年07月30日 17:17